
この記事は仮想通貨を自動売買の不安を吹き払う記事となっています。
FXの自動売買でもそうですが、自動売買とは「パソコンを24時間動かし続けることが大前提」となります。
パソコンは基本的に24時間動かし続けることを想定していません。すぐに壊れることはないですが、どこかの部品が壊れてしまうとすぐに使い物にならなくなります。
これでは仮想通貨を自動売買するなんてとても怖くてできませんよね。
そこで、主流となっているのがVPSというサーバーを使う方法です。
VPS(Virtual Private Server)とは、インターネット上にあなた専用のパソコンを言います。インターネット上にあるパソコンは24時間365日動くことを想定してるので、壊れる心配がありません。
壊れる心配がないので、自動売買も安心して行うことができます。
仮想通貨の自動売買をbotでやるならVPSが堅実【おすすめVPS3選】
仮想通貨の自動売買をbotでやるならVPSはどこがおすすめか。格安VPSと言われているVPS企業を注意点を含め比較します。どれもスマホやパソコンなどからVPSへ接続できるので楽ちんですよ。
まずは各VPSの料金プランをまとめます。料金プランはおすすめのプランをご案内しています。
仮想通貨の自動売買をbotでやるなら一番重要な部分となるのがプラン。
そしてVPSを扱うためにはあなたが持っているスマホやパソコンから遠隔操作をする必要があり「リモートデスクトップライセンス」というライセンスが必要になります。
これはライセンス料だけ支払えば使えるものですので、スマホやパソコンに何かをするという作業は不要。お金だけ発生します。
リモートデスクトップライセンスは、VPSに遠隔操作するときに必要なライセンスでプランとは別料金になっています。お名前.comデスクトップクラウドはライセンスが無料。
会社名 | おすすめプラン | 月額料金 | リモートデスクトップライセンス料金 |
お名前.comデスクトップクラウド | メモリ2.5GB | 1,430円 | 0円(月額料金に含まれている) |
さくらのVPS for Windows Server | W2G | 2,200円 | 770円 |
ABLENET | Win2 | 1,815円 | 1,100円 |
VPSについてもう少し詳しくご案内します。
VPSを選ぶ上での注意点
まずFX専用VPSはどこが格安なのかをお伝えする前に重要なことをお伝えしておきます。
VPSでは各社で提供方法が違います。大きくは2パターン。
- OSを自分でインストールするかどうか
- リモートデスクトップライセンスが無料か有料か
OSがインストール済みでない場合、自分でOSを用意する必要があります。OSは2万円ほどしますので、できればすでにOSがインストールされているものが理想です。
もうひとつはリモートデスクトップライセンスが無料か有料か。
リモートデスクトップライセンスはWindows OSを遠隔操作するために必要なライセンスで購入するだけでOKです。あなたがお持ちであろうスマホやパソコンには一切影響はなく本当に購入するだけとなります。
上記を踏まえた上で自動売買に特化した鉄板のVPSをご紹介します。
おすすめ度:【格安】お名前.comデスクトップクラウド【月額990円~】
ここで違和感を覚えたあなた。さすがです。お名前.comデスクトップクラウドは「FX専用」として売り出しています。
お名前.comデスクトップクラウドは990円から使うことができます。こちらはFX専用と明記されておりますがFXじゃないと使ってはダメということはありません。
自動売買は通信速度がなにより大事。お名前.comデスクトップクラウドは通信性能が自動売買に最適化されています。FXも仮想通貨もスピードが命。
もう一度書きますが、FX専用だからFX以外使ってはダメということはありません。
プランは1.5GBプランを選べばOKです。ダウングレードをすることはできませんが、物足りないと感じればプランをアップグレードすればOKです。
注意点としては、遠隔操作で行うためのRDS SALオプション(リモートデスクトップ接続するためのオプション)の申し込みが必須です。RDS SALは月額770円です。
お名前.comデスクトップクラウドのRDS SALオプションは月額料金に含まれています。下記のオプション選択もなくなり格安でFX専用VPSを使うことができます。
お名前.comデスクトップクラウドを申し込む際は、お名前.comのFX専用VPSでMT4を設定する方法も併せてご参考にしてみてください。
FX向けの内容ではありますが、申し込みからリモートデスクトップ接続の方法は同じなので参考になります。
おすすめ度:さくらのVPS for Windows Server【月額1,100円~】
さくらのVPS for Windows Serverは1,100円から使うことができます。仮想通貨の自動売買もOK。
なお、遠隔操作を行うためには別途リモートデスクトップ(RDS SAL)ライセンスが必要になります。
事実上リモートデスクトップ(RDS SAL)ライセンスは必須なので、VPSのプラン+770円が実際にかかる料金となります。
おすすめプランであるW2Gプランを選んだ場合、2,200円+770円=2,970円
FX専用として売り出しているお名前.comデスクトップクラウドを使うことに不安を感じましたらさくらのVPS for Windows Serverを申し込めば良いでしょう。
おすすめ度:ABLENET【月額1,265円~】
ABLENETは月額1,265円から使うことができます。こちらももちろん仮想通貨の自動売買ができます。
なお、遠隔操作をするためには別途リモートデスクトップサービス(RDS)ライセンスが必要になります。リモートデスクトップサービス(RDS)ライセンスの月額料金は1,100円となり他社よりも割高です。
おすすめプランであるWi2プランを選んだ場合、1,815円+1,100円=2,915円
以上、FX専用VPSを3社ご紹介しました。
どれも格安の部類に入るVPSですが、トータル的に考えると自動売買で定番と言われてるVPSはお名前.comデスクトップクラウドです。
仮想通貨の自動売買をbotでやるならVPSが安全:まとめ
仮想通貨の自動売買をbotでやりたいとお考えならVPSが安全です。
仮想通貨の市場は24時間動いているので必然的に24時間自動売買をbotで動かしておく必要があります。
となると怖いのが通信障害、パソコン故障、停電の3つ。
自宅で使っているネットが落ちたら自動売買は継続できませんし、停電が起きたらパソコンもネットも使い物になりません。
パソコンも24時間365日動かすことを想定した作りにはなっていません。どこかが故障してしまうとパソコンは使い物にならなくなります。
そこで活躍するのがVPSです。
VPSはインターネット上にあるパソコンです。(サーバーとも言います。)ネット上にあるサーバーは壊れることを想定した作りになっているので、24時間365日落ちることがほとんどありません。
今回ご案内したお名前.comデスクトップクラウドは稼働率が99.99%です。これはメンテナンスで年間で数十分だけ止まる計算になります。
メンテナンスで落ちるだけなので余裕をもって自動売買の停止・再開ができる点はかなり嬉しいです。
お名前.comデスクトップクラウドはFX専用として売り出しています。少しでも気になるのであれば時点でおすすめのさくらのVPS for Windows Serverを利用すればOKです。